血統のあんな事こんな事 第1回【父系3大始祖】

 

 

第1回は父系の3大始祖について

 

 

現在走っている

サラブレッドの父系を遡ると必ず

ダーレーアラビアン

ゴドルフィンアラビアン

バイアリータークの3頭の何れかに

行き着きます

 

 

中でも最大勢力は

ダーレーアラビアン系で

サラブレッドの9割以上がこの父系です

 

ダーレーアラビアン系の中でも

1764年に生まれたエクリプスにより

この父系の最初の発展を迎えます

 

ダーレーアラビアン系の父系に属する

現代のサラブレッドは全てこの

エクリプスの直系であるためエクリプス系とも言われますね

 

次に発展を迎えたのは

1881年に生まれたセントサイモン

セントサイモンからは後にリボー系やプリンスキロ(プリンスローズ)系へと繋がります

ただこの系統は衰退傾向ではあります

 

現代競馬の系統のように

細かく分かれ始めたのは

1913年のファラリスからで

ファラリスからは

ネアルコネイティヴダンサーに繋がります

 

更にネアルコからはナスルーラサンデーサイレンスの祖であるロイヤルチャージ、ニアークティックなどへ

 

ネイティヴダンサーからはミスタープロスペクター系などへ繋がります

 

 

シェアでは大きく差をつけられた

ゴドルフィンアラビアン系ですが

 

確実に血を繋いでいてます

 

1748年に生まれたマッチェムから

代々繋いでいき

 

1917年には

ビッグレッド」こと

マンノウォーが誕生し

現役時代もさることながら

種牡馬としても成功し

ゴドルフィンアラビアン系の

系統を確かなものとします

 

マンノウォー

後継種牡馬ウォーレリックは

レリックやインテントを輩出し

インテントからはインテンショナリー、インリアリティ、リローンチ、シーズティジー、そしてティズナウと現代まで繋がっています

 

日本におけるマッチェム系は

カルストンライトオサニングデール

種牡馬になるまでの成功を収めています

 

ゴドルフィンアラビアン系は父系としてのシェアは少ないものの母系としての影響力はダーレーアラビアンよりも大きい系統とも言えます

 

 

バイアリーターク系はいち時代を築きましたが現代はほぼ途絶えている状態

 

バイアリーターク系といえばヘロド系で

ヘロドは種牡馬としては

エクリプスよりも上と言える成績でした

 

直仔には計13回の

リーディングサイアーに輝いた

ハイフライヤーがいます

計13回という記録は

サドラーズウェルズ

抜かれるまで約200年

抜かれることの無かった大記録でした

 

種牡馬成績から

この系統の産駒も増えていきますが

増えることにより飽和状態になり徐々に

ハイフライヤーの系統は衰退しそして

途絶えました

 

そんな中でもヘロド系は血を繋いでいき

1900年代に入り日本ではトキノミノル

1928年に生まれた

トウルビヨンからジェベルに繋ぎ

後にパーソロンそして

シンボリルドルフメジロマックイーン

へと繋がっていきます

しかし父系としてはなかなか後継種牡馬を出せず母系にまわり名を残しています